配列紹介!
自分が使っているキーボードの論理配列について紹介するぜ!!! 僕はキーボードの配列は入力対象の特徴ごとに複数に分けたほうがいいと考えていて、2つの配列を使い分けているんだ。
日本語入力
独自の日本語配列を使っているよ。
その他
日本語入力以外の操作全般を行うための配列は https://deskthority.net/wiki/BEAKL このBEAKLシリーズの15をちょっと変更して使ってる。 この配列を使っている理由としては、あんま覚えてないけど、たぶんなんとなく配列を探しているときに「小指のeffortをなるべく小さくした配列です!」みたいな文言を見かけて気になったからだったかな。 試しに使ってみるか〜を1年半継続している感じ。 こっちはそれ以上のことがないから本記事では1の独自日本語配列の方を記載するよ。
独自日本語配列
物理的なキーボードはglove80を使用している。 glove80は別に30%キーボードじゃないから、もっと沢山キーあるけど、日本語入力に関する部分はこんな感じ。
配列作成の経緯
もともとglove80の前はminiaxeを使用していて、薙刀式をQMKで自前実装したものを使用して日本語入力していたよ。 でもglove80を新しく買って、こっちに乗り換えるってなったときに、glove80はZMKだからQMKの資産が使えなくて、それで薙刀式の実装がめんどくさくなっちゃったんだよね。 「最適」な独自配列を作ろうとも思ったんだけど、その最適独自配列を作り上げるまでの間どうやって日本語入力するんだ〜ってことでこの配列ができたよ。
特徴
実装が簡単
日本語のローマ字入力に使用するキー以外消したってだけだから実装は非常に簡単。
覚えるのも簡単
子音が左、母音が右にまとまってるから左右交互打鍵で入力することになるんだけど、これがかなり覚えやすかった。 いろんな独自配列の試作をなんども試した経験があるんけど、めちゃくちゃ覚えづらい配列だと元のwpmの80%程度に到達するのに2週間以上かかったりしたよ。 でもこの配列は1週間くらいで到達した記憶がある。めっちゃ簡単。
小指全然使わない
僕は小指を使用したキー入力が非常に嫌いで、既存の配列を試す場合でも、ここだけは手を入れて、小指を使わない形にしてる。そのくらい嫌い。 だからこの独自配列でもローマ字入力で全然使わないキーを割り当てているよ。xとvだね。
日本語の文字頻度の解析結果を応用してある...はず(覚えていない)
あんまり覚えていないけど、たしか日本語wikipediaでの文字出現頻度をカウントした記憶がちょっとある。あとglove80上のキーを打つときのうちやすさをなんとなく主観で定量評価して、打ちやすいキーによく出現する文字を割り当てて作ったような記憶がある。 うーん曖昧。
「りょう」とか「しょう」とかのアルペジオが楽しい
右手のアルペジオがいい感じで楽しい。
欠点
「n」と「ん」をうち間違う
よく「ん」を入力しようとして「n」を打ってしまう。まあこれは僕が悪い気もする。
左手でアルペジオがまったく発生しない
もう原理的に左手のアルペジオは全く発生しないです。
ちゃんとした定量評価はしてない
そもそも最適な独自配列までのつなぎの配列だからしょうがない...
今後の展望
定量評価を使用した論理配列最適化について
定量評価をもうちょっとちゃんとやったりしたいけど、仕事+睡眠で平日の時間がほぼ消し飛ぶためあんまり進められていない... まあ基本的にcarpalxにまとまってる感じでいいんじゃないかなって思ってるけど、carpalxみたいなことしているサイトいっぱいあるから、もうちょっといろんな先行研究を確認したいと思っているところ。
物理キーボードの最適化について
物理キーボードはglove80を使用しているけど、不満点がいくつかある。まず、立ったり座ったり寝たり姿勢を変えても常に快適に入力するってことができていないこと。次に、歩いたり、運動したりしながら入力することもできないこと。あとマウスの操作ができないこと。最後に、3にも関わってくるけど、メモリが足りない。 運動しながらのデータ入力ができるのとできないのとで、自分の健康寿命が全く変わってくるだろうからこれは実現したいところ。
steno学習したい
ステノワード、ステノタイプ?的な複数キー同時打鍵で複数文字出力を行うタイプの入力方法が気になっている。これは、やっぱり自分の入力速度が遅いからそれを改善したいんだよね。carpalxみたいなeffortを使用した定量評価とそれに基づいた最適化は「疲労軽減」の点ではいいと思うけど、「速度向上」の面ではすごく効くわけではないんじゃないかと思っている。 入力速度を根本的に改良するとなるとやっぱりステノタイプ的な入力方法がよい気がする。まあ使ってみないとわからないから、とりあえずOpen Ploverでlapwing theoryを使用して、英語入力を練習している最中。 ゆくゆくはsteno theoryに対しての最適化とかも考えてみたいかな。 あと、2で言及したメモリだけど、stenoはOpen PloverとかPC側で動作するアプリを介してでないと動作しなくて困る(業務に使えない)。これを埋め込んだキーボードとかも売ってるんだけど、分割もされていないし、あんまり使いやすいように見えないから買いたくないなぁ。あれはどうやって実装されているんだろう... キーボード単体でstenoを動作させたいんだけど、独自の辞書情報を保持する必要があって数MBくらいは容量が必要そう。こんなに大きなメモリ使ってるキーボードあんまりないから自分で作るしかないかな...